I’m in south INDIA ①

2016.08.17


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南インドより帰ってきました

 

日本から丸一日かけてたどり着いたのは、

ヨガとアーユルヴェーダが息づく土地、ケララ州です

コーチン国際空港から車で45分走らせた所が
今回の滞在場所のスワミジのアシュラム
(アシュラムとはアーユルヴェーダの診療所兼宿泊施設、
お寺のような場所です)

気候は25℃前後で夜に一度気温が下がるので
日本より過ごしやすく
雨季なので朝か夕方にドドーッと猛烈な雨が降ります

ヤシの木が茂り海の近くでステイしていたので、
一見ハワイ島のようですが、全然違う。

今まで生きてきて
こんな濃厚な時間はなかったかと思うくらい
私は必死でした

たくさん泣きました!

感動、驚き、嬉しさ、むなしさ、くやしさ、、、

やっぱりインドはただもんじゃない。

自分の五感で体験した初めてのインドでのことを
少しずつお届けできたらと思います

 

●food

滞在中は1日2食

yogaが終わった後9時過ぎと午後5時頃。

皆揃ってから食べるのではなく、
お腹が空いた人から好きな量をよそって食べます。

アンマ(スワミジのお母さん)、トゥルシー(スワミジのお姉さん)や
アシュラムの女性達がつくってくれるごはんは全部美味しい。

消化に良いからたくさん食べてもすぐにお腹が空きます

インド式に右手の五本指を使って
すべて混ぜながら食べました

スパイスがふんだんに入っているから
塩を入れなくても味わい深いのです

塩分を控えられるのっていいかも

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南インドの主食は米。
日本のように炊飯せず茹でてからざるにあげて蒸らして食べます。

水分をたっぷり含んでいるから、
少量でも満足感があり消化にいい。

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「パイヤッサム」と呼ばれるインドのぜんざい。

小豆は入っておらずココナッツミルクにお米や緑豆が入っています。
甘みはジャガリーという精製していないお砂糖。
黒糖のような味で、ラサーヤナ(お薬)を作る際にも使われます。

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イドリーという米粉の蒸しパンを添えて。
こちらでもグルテンを含む小麦粉はほとんど使われていません。

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調理にはココナッツオイルが使われており、
お菓子に使われるのがギー。

インドではギーは特別なものでした。

アメリカのような激甘さは無く、
甘い中にもカパを下げるカルダモンが入っているのがインドらしい。
お菓子のショーケースには、デーツもありました。

 

●yoga

朝5時から8時までの3時間。

メディテーション、プラナーヤマから始まります

足元を懐中電灯で照らさないといけない暗さのなか、
ヨガルームに入るとろうそくのかがり火だけが灯っています

「日の出前は神聖な時間である」という
アーユルヴェーダの教えを身をもって実感しました

女性がヨガを許されたのはほんの100年程前のこと。

男性が主で、私たちは特別にレッスンに参加させていただきました

ここでも、、、多くの学び。

筋肉の使い方、ヨガと運動の違い、インド哲学など
様々なことを教えていただきました

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ヨガルームの入り口

かつてはインドの伝統武術カラリパヤットの練習場所にもなっていたので、
盾と剣のモニュメントがあります。