DIARY日々のこと


I’m in south INDIA ④

image
初めてのインドから戻って
まもなくひと月が経とうとしています

見聞きしたことを全てお伝えしたい気持ちと
私の平易な言葉と文章では
うまく伝えることができないもどかしさと
なかなか、、難しいものですね

気長にお付き合いください


●Ayurveda

アーユルヴェーダは
5,000年以上前からの伝統医療であり
個人の体質を重んじ脈診による診察が特徴的です
(さらっと言いましたが多岐にわたります
ヨガやトリートメントはその治療法の一つ)

「体質がわかるチェックシート」では
実は本当の体質はわからず、
熟達した医師の脈診ではじめて明らかになります

脈診は脈の強弱や微妙な振れ具合など
読み取っていくので
インドのアーユルヴェーダ医師でも
脈診ができないドクターもいらっしゃるそうです

インドに着いた翌日に
スワミジに診察していただいたのですが
「肩が緊張していて正確な脈がおりてこないので
わからない」と言われました
(ちょっと拍子抜け)

鼻水が出てカパが乱れていたので
カパとピッタを鎮めるラサーヤナ(お薬)を
処方され、何か気になるところはないか聞かれたので
年々増えているほくろのことを話しました

スワミジによると
ほくろや吹き出物は体内の浄化システムが
うまく機能していないからとのこと

私は特に消化力が弱いので
アーマ(未消化物)が溜まりやすく
それを排出する下剤カプセルも処方されました
(これを飲むとトイレに5,6回駆け込んでしまうのです
最初は宿便のような黒っぽい便でした)

外用のマッサージオイルや
顔パック用のパウダーも、2か月分出してもらいました

症状のその部分だけを診る「病院」とは
お薬の内容やアプローチの仕方が
全く違っています
(写真以外に瓶は合計18個!かなり量も重さもあり
パッキングのことを思うと目が遠くなりました)
image

スワミジが膝の上に大きな板を
下敷き替わりにして書いた処方箋には
「× non veg , sweet , acid」
(動物性食品、甘いもの、酸っぱいものを摂らない)
の文字が書かれており、
正直キツイですが少しだけ意識しています

最終日前日にいよいよ脈診をしてもらい
ピッタとカパが増悪していることがわかりました

万物を構成する「空・風・水・火・地」の五元素。

私には空の部分が多すぎて
もうすこし地のエネルギーを増やす必要があるといわれました

体重が増えると免疫力も高まるとも。

(※あくまで私の体質です、同じ体型や症状であっても
該当するわけではありません)

実は、診察を受ける前はシロダーラと同様に
今自分は病気ではないし、どんなもんだろうと
好奇心が勝っていました

スワミジはそういう私の気持ちも
お見通しだったように思います

健康である、と思っていたのに
実は健康ってそんなものじゃなかったというのが
正直な気持ちです

アーユルヴェーダの健康の定義は
「身体が生き生きとし、マインドがオープンで
エネルギーがあふれている状態」

そうだったと思い出しました

深すぎて深すぎて、、、
それがわかってよかったと思いながら。

アーユルヴェーダの診察は
治療や処方箋だけではなく
その人に向いている職業がわかったりもします

今回は私はそこまで聞ける余裕がなかったので
次回の楽しみにとっています

ちなみにラサーヤナやオイルも
アシュラムで手作りされているんです

瓶のラベル貼りもひとつひとつ糊をつけて
トゥルシー(スワミジのお姉さん)が作っていました
image
アシュラムにもラサーヤナになる薬草が
生えています

町へ出かける道中で運転しながらも
スワミジはハーブや花を見ては
薬効と使い方を教えてくれました

黒ヤギの脳みそも使って(パーキンソン病によい)
ラサーヤナもつくるそうで製薬学も奥が深いです
image

私の師匠であるパールさんでさえ
「一生かけても学びきれない」というアーユルヴェーダ

とてつもなく巨大な山に入ってしまったけれど
登るほどにリラックスし
自然界と調和してゆく心地よさを体感しています

体感して納得しているからこそ
皆さんにお伝えしたい気持ちが芽生えるんです

image

来年もね、インドに行きたいんです

 

 

0905,2016


I’m in south INDIA ③

●treatment

アーユルヴェーダのトリートメントは
日本のように「癒し」や「リラックス」を主目的としていません

治療の一環として位置づけられています

アシュラムでは滞在中毎日トリートメントを受けました。
スワミジの脈診のもと、
今の私の体質に適確なオイルを選んでもらい
施術は木枠がめぐらされた木の板の上で。

原始的すぎて驚きを隠せませんでしたが
(まさにまな板の上のコイ状態)
アーユルヴェーダの施術はオイルを相当使うので
木が良い具合にオイルを吸い、都度洗わなくてもいいのです

そしてよく見る「シロダーラ」
image
(写真は現地で一緒に滞在したセラピストのまーちゃん)

アーユルヴェーダというと
このイメージをお持ちかもしれませんね

好奇心からすぐさま受けたかったのですが、
ピッタとカパが乱れていたので
最終日まで受けることは禁じられました

ダーラは頭をクールダウンさせて身体も冷やすので、
ピッタとカパが同時に乱れていた私は
受けるとたちまちにカパを増悪させて
身体が冷えきってしまい逆効果なんです

こういう点が「治療」と位置づけられる所以であり
まさに本物。

アシュラムではオイルを垂らすのではなく
材料はバターミルクにシロダーラパウダー(白檀などが含まれる)
image
シロダーラが上手なサジット(男性)が
毎回手作りで シロダーラ液をつくってくれます

台所で作っているから
料理かお薬かわからないときが多々ありました

その感想はというと
食事やヨガ、トリートメントの複合効果があるので
トリートメントに限ったことではありませんが

施術を受けてから筋肉がしなやかになり
顔色も白っぽい色から赤みを帯びた色に、
インドへ来た初日は痰が引っ掛かったような
咳をしていたのですが
それもなくなりました(カパ鎮静)

最終日に受けることのできたダーラは
それでも身体が少し冷えてしまったのですが
脳への深く優しい刺激で意識が飛びました

たぶんインドに来てから初めての熟睡・・・!

image
アシュラムではきっと今日も
淡々と料理や洗濯、お薬作り、診療、大工仕事が
行われているんだろうな

 

 

0819,2016


I’m in south INDIA ②

●market

image

路面店では多くの南国フルーツが並んでいます

すいか、パイナップル、りんご、メロンやアーマラキー
(アムラとも呼ばれ形はみかんで色はレモンの果実。ビタミンCが豊富で
アーユルヴェーダの薬草学ではゴトゥコラに並ぶ強力な若返り剤)など。
バナナも原種のものを含めると400種類あるのだとか。

どれも搾りたてのジュースにしてくれます
ただし「non sugar,non ice」と言っても
見張っていないといつもの調子で入れられます
それがインド!

完熟した甘いパイナップルジュースは
スワミジがご馳走してくれました
image

image

ナイトマーケットでは
売り手のお兄ちゃんがビニール袋をかぶっていました
なぜかわけがわからない・・・のもインド!

車道脇ではココナッツ売りがいて
テンダーココナッツ(若い緑色の皮をしたもの)を
その場でストローを差してココナッツウォーターとして飲み、

image
飲み干した後は、真っ二つに切って
白い果肉部分(イカの柔らかい感じ)を皮ですくって食べます

image
これの美味しかったことといったら!
果肉部分は少ないので、も一つちょうだいと言いたくなりました

ココナッツは南インドではよく採れ、
ココナッツウォーター、ココナッツミルク、
ココナッツファイン、ココナッツオイルと
段階を経た後は残りの殻や皮を
火を焚く燃料として余すことなく使われます

ごみを出すことなく一つで完結できることは
普段の日本の暮らしでどれだけあるだろう。

image
アシュラムでもスリーがお薬に使うココナッツを
割っていました

 

 

 

 

0818,2016