アーユルヴェーダコラム:vol.1「体質と職業」

2021.01.25

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昔、南インドでスワミジに
脈診をしてもらった時のこと。

一緒に行った友達は、
セラピストに向いているねと言われていました。

それは彼女の性格や経験、想いなど聞いてから判断したのではなく
脈診による「体質」の判断のみから。

彼女はカパ(水と土のエネルギー)体質で
いいカパがあるから、だそうなのです。

生来の体質で
カパの強い方は体力と忍耐、持続力が備わっており、
愛に溢れていて
人を癒す職業にも向いているとアーユルヴェーダでは言われます

今まで何をしてきたかは問題ではなく、
その人の体質から向き不向きがわかるのです

同じ会社にいても、
コツコツ作業を行う事務職に向いていたり、
コミュニケーションスキルが求められる営業職に向いていたり、
ひたすら突き詰めていく研究職、
様々なアイデアを出して形にしていく企画職・・と体質で日々を生きる場所が決まります

もちろん会社でなくても
団体や組織の中での役割も同様です

自分の体質を知ると
活動をする上で大きなヒントになります

好きなこととはいえ、
体質に合った分野や方法でないと
いずれ苦しむかもしれないし健康を害するかもしれません

逆に、体質に合っていると困難なことは起きるかもしれないけれど
充実感や幸福感が得られやすいです
それって自分を活かす(生かす)ことでもあります

体質を知る、って面白いですね

ちなみに私は、、、悲しいことに何も言われませんでした
当時はそれ以前の問題だったと思います
「右の肩が緊張しすぎて、正確な脈がおりてこない」と
返されましたから〜!!(泣笑)

現在はどうだろう、
また椰子の木が茂る南インドへ行ってみたいです