アーユルヴェーダコラム:vol.4「アーユルヴェーダとデトックス」

2021.12.10

IMG_5110
10日間のデトックスが終わりました

大人になると、
無意識の習慣を変えたりやめたりするのは
よほどのことがない限り難しいですよね

私は疲労感がなかなか抜けないのと
身体が重たい感じがし、
便がすっきりしない日々があったので
年末のデトックスとして
思い切ってやってみました

それは・・・

◉オイルマッサージをやめる(オイルも消化力が必要だから)
◉牛乳、小麦製品、白砂糖、カフェイン、市販の菓子、スパイス(生姜とクミンを除く)を食べない
◉instagramを見ない、投稿しない
◉朝食か夕食はスープのみにする、夕食は腹5分目にする
◉岩塩しょうがレモンを毎食前に摂る
◉肉、魚、卵を摂るなら消化力の高いお昼にする

でした。
現在の私はヴァータ強めのカパ体質なので
何も食べずにいると、てきめんに体力が落ちてしまうので
「消化力」だけは常に頭において食事をしていました



初日と2日目は、
「あぁ、食べられへん。。
これが食べたい、あれが食べたいのになーうーっ。。」と
食べることへの異様な執着心を感じました。

次のご飯が楽しみで仕方なく、、、。

感情面とは逆に、
消化器官への負担が減ったのか、
夜、布団に入るとすぐに寝れ、
朝がすっきりと起きられるようになりました。

朝はパンが食べたい時もありましたが、
小松菜のポタージュ*を作ってみると
すごく美味しくて、
我慢するんじゃなく
美味しいからそれを食べよう、作ろう
に変わりました。
(*鍋にギーを入れて、にんにくの薄切りを炒め、小松菜を炒め、お湯を少し入れたらミキサーで攪拌。豆乳を少し、生姜汁、岩塩を入れたら出来上がり!)
汁物、ポタージュのレパートリーが増えたのもラッキー。

間食は
どうしてもお腹が空いたら、
ギーでリンゴとアーモンドを炒めたり
干し柿やデーツを
お湯で戻したものを食べたりしました。
あ、芽キャベツを茹でて食べたこともありましたね。




何も食べずにいるのではなく、
消化力を上げるためにがテーマです。

続けるうちに、
毎食お腹がしっかりと空いて食べる感覚が出てきました
ベジに近い食事なので
野菜の美味しさがありありとわかるし、
美味しいハーブティーと
出会えていたことも助けになりました。
大根と揚げを炊いたんでさえ、
ジューシーさで嬉しい。
私の場合は良質な油は適度に使いました

もちろん平常通り家族の食事を作りますが、
自分が満たされていることを
前提にすすめているので
思ったより苦になりませでした
「ママは今実験中やねん」の一言ですみました



アーユルヴェーダでは
「正しい行いは快適さがともなう」といいます

デトックスを行うと
身体が軽くなって幸せ度が増えました
身体が心地いい、
南インドで過ごした日々のような感覚です

やっぱり今まで
消化に負担をかけて、消化力が落ちていたのに
食べ続けていたんだとも実感しました

珈琲が好きだから
飲めないのは寂しかったけれど
我慢ではなく、忍耐。
我慢はストレスなだけです。
忍耐は目的があるから耐えられる。
終えた今もまだ飲んでないけど
週末飲もうと楽しみです。

身体の変化としては、
むくみがとれ、軽い感じがし、
(体重は1キロ減)
お腹も柔らかくなりました
興味深かったのはデトックス後半に
「ボトン」と大きな音がして大量に便が出たこと。
(汚くてごめんなさいね笑)
毒素が出た感がありました。

そして
SNSをやめてみたことで

・時間が増えて、クリエイティブな時間を過ごせる
・自分の気持ちがクリアにみえ、ブレない
・やることは相変わらず多いけれど、脳が疲労しない
・今の自分にとって必要なこと、そうでないことが線引きできる

ようになりました

なんか、、、、
いいことしか起こっていませんね(笑)

講座でも
アーユルヴェーダの浄化療法のお話を
させていただいていますが、
改めて自分にも必要だと実感しました。

自分の体はまだまだ未知の世界。
いつだってあたらしい自分に出会うことができます。

デトックスは
今後も定期的にやってみようと思います。
その時はまたintagramで宣言をしてから。。。(笑)